釧路までマイカーを取りに行こう大作戦(2014年9月15日編)

翌15日。いよいよ家まで車を持って帰る大作戦の本当のスタートです。

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今日は海沿いを知床の根元、斜里町まで移動する予定です。えっ!?家の方向に行くなら襟裳岬じゃ無いかって?!
大丈夫!RPGのダンジョンと同じで、片手を壁伝いに移動すれば必ず出られますから!(意味不明

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宿の朝食を済ませたら、いよいよ北海道のドライブ開始。

と、駐車場に行ってみます。昨日は外から軽く車の確認をしただけでしたが、荷物の一部を助手席に乗せようとドアを開けたら・・・

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おいっ!!シャコタンちゃうわ!!(笑)

まずは根室の先、納沙布岬を目指します。

北海道の道は、実は過去にレンタカーで運転したことや人の運転で乗ったことはあるので、何となくイメージは出来ていたのですが、それでも道は広いし信号は少ないしカーブは緩いし、と言う事で実に走りやすい。
結果、気付かないうちに速度が出てしまって、おまわりさんのお世話になる可能性が高いと思い注意しながら走っていたのです。

すると、走り出して20分ぐらいかなぁ。緩い左カーブ、の左側の茂みに、白黒の車が。。。。ホントに隠れるようにして取り締まってるのね(汗
もちろん法定速度で通過してますので何も問題無いわけですが、これで余計に怖くなったのは事実です。

結果的にはこれ以降、取り締まりしている警察は一度も見かけていないのですが、このせいで凄く慎重に運転したのは事実です(汗

しかも、Only my railgunをBGMにしたりすると、もの凄くアクセルを踏み込む自制心と戦いになりますね(汗

まぁでも気持ちよく厚岸まで走り、展望出来る駐車場で最初の休憩。

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厚岸と言えば牡蠣ですが、ちょっと食べるには早いし、移動時間を考えるとここは先を行こう、と。
その後根室を抜け、根室半島を先端まで走りますが、この時見た光景に、北海道って凄いなぁと圧倒されました。

根室半島の先端方向って、あんまり背が高い山が無いんですよね。なので、片側が海、片側が広い平原、みたいな感じの道路を走り抜けるそのビジュアルが相当ヤバイです。気持ちよすぎです。

そのまま無事に納沙布岬。

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日本本土の最東端です。この日は晴れていて、歯舞諸島の一つ、水晶島はホントに近くに見えるのですが写真だとわかりにくい(汗)というのも島が薄い(笑)
高さが無いので肉眼だと見えるけど解像度の落ちた画像だと厳しい(汗)2枚目の写真だと薄さ1ミリとかで薄いグレーのラインが、水平線に見えるのが分かります?それが水晶島です(汗

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また、国後島も肉眼だと割と良く見えていた(とは言え空気が澄んでないのか、霞がかかったように見えていて、写真だと更にわかりにくい(汗

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ただ、ハッキリ分かるのは、北方領土は近いと言う事。こんなに近いと思っていませんでした。特に歯舞諸島はホントに近くて驚きました。
(一番近い貝殻島なんて、感覚的には海ほたるから東京側の陸地ぐらいまでの距離よ?)

一通り見て、昼食は、いくら丼と花咲ガニの鉄砲汁を頼んでみました。

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ホントは花咲ガニの定食とか無いかなと思ったのですが、納沙布岬にある食事処には無さそうでした(見た感じ3店舗ぐらいあったのですが)。

ラーメンの具にカニ、と言うのはあったけど、まー鉄砲汁かな、と。

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で、花咲ガニは食べたかったので、期待して食べてみたのですが・・・・うーん、これで1500円かぁ。
いくら丼1100円、鉄砲汁500円。セットで頼むと100円引き。

いくら丼も、正直味は大したことなくて、まー観光客向けに舐めた商売してるなーぐらいの味。
これなら築地で食った方が絶対美味いと断言出来ますわ。
鉄砲汁も、一応カニは入ってるけど、身は殆ど無いし、身もそんなに美味しくない・・・うーむ、取りあえずカニ入れました、ぐらいの。
鮮度とかどの程度のもんなんだろうなぁ。これも東京でタラバガニ食べた方が美味いよ、ホントに。

と言うかまぁ花咲ガニってタラバガニの仲間らしく、しかもタラバの方が美味い、と言う話は事前に聞いていたのですが、多分コレ事実です。
まぁこの店の花咲ガニがダメだった可能性はあるので、これだけで結論出すのは時期尚早ですけどね。

以前日記に書いた、北海道の食べ物(特に海産物)は何でも美味い、みたいな幻想は、やはり幻想だったと実感するなぁ。
昨日の鯨も、そうでも無かったし、つぶ焼きも美味しかったとは言え、あのレベルの貝は関東でも食べられると思うし。
ただし、サンマは無茶苦茶美味かったのも事実ですので美味い所選べば最高の海産物が食べられるんだろうなとは思います。

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昼を食べたあとオーロラタワーと言う塔に登るも、高所が怖くて滞在10分程度でおりました(汗(マジです

根室を満喫したあとは、今度は標津にある野付半島を目指します。

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途中こんな場所に寄り道したりして

相変わらず気持ちいい道路を走り抜けて、野付半島に着いたのは14時50分ぐらい。そこからトドワラを目指すのですが、

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何か気になるナラワラがあったのでつい立ち寄ったり、野付半島の先端にある灯台まで行ってみたりしてたら、15時半過ぎに(汗

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実は予定では15時半頃には野付半島を離脱するつもりだったので、ちょっと遅れてるなー、ぐらいの感覚でした。

が、ここで罠が。
ここのメインはトドワラ。

かの堀井雄二原作の推理アドベンチャーゲーム「北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ!!」に、トドワラが出てくるシーンがあるんですね。
そう。聖地巡礼です(笑
で、トドワラのある地区に来たら直ぐに見られるのか、と思ってたのですが駐車場に車を止めて、周りを見ても・・・それらしき物は無い・・・
あれ?季節物???とか思っていたら、看板が。

トドワラは、ここから1.2キロほど歩いて行った先にある、と。往復40分。トドワラ見てたら往復1時間コースです。

悩みました。
実はこの後知床半島を目指し、知床峠で夕日を見ようかと計画していました。が、北海道は日没が早い。多分17時ぐらいには着いてなければいけない。
距離を計算すると15時30分出発がリミットだと思いました。

普通なら夕日を取りそうなもんですが、ここで私は夕日を捨ててトドワラへ(笑
オホーツクに消ゆ!!強し!(笑

と言う事で舗装されているわけでは無い遊歩道を片道1.2キロ、20分ぐらいかけて歩いて無事に到着。

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要は立ち枯れたトドマツなのですが、こういう感じって何か幻想的です。
じっくり見てたら夕日が結構綺麗でした。(知床峠はまた機会があればですかね

それと、結果論ですが知床峠は結構ガスってて、暗くなった頃に登ったら視界が全然悪かったので、多分1時間早く行っても夕日は見られなかった気がします(と、自分を納得させるのでした)。

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知床峠を越えてウトロの街を通って、今宵の目的地、斜里町のホテルへ。

お安くシングル料金でツインルームです(汗

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撮影機材が無いから記録は無いけど、まーそれなりに楽しめそう(笑

ちなみにまずは夕飯。
ホテルで電話して予約した店がこの「北鮮」えっ?北朝鮮??と言う人がいそうだけど、まぁ北の鮮魚って意味だと思います(汗

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残念ながらオススメのサンマが殆ど無くなっていた(実は火曜日が休みで、そのせいであんまり仕入れなかったらしい)のですが刺身用に出来る程度はある、とのことで刺身の盛りに入れて貰いました。

この刺身、オレンジはホタテらしいですが、希少部位らしいです。
赤黒いのは鯨。
真ん中のはサンマですね。
で、左の白い貝は、つぶ焼きで有名な?つぶです。
ピンクが入った貝はホッキ。苫小牧が有名ですがこの辺りでも水揚げがあるんですね。
と言う事で全部地元の海産物だそうです。

色は地味ですが、この刺身は間違いなかったです。これよこれ!!こう言うのが食べたかったの、って言う美味い刺身でした!

ホントにランチで食べたいくらと鉄砲汁は無かったことにしたいぐらい(汗
これぞ北海道で海産物食べました、ってやつです。

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あと、ホッケ。これもブランド物のホッケらしく、実に美味い。身がぷりぷり。

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もつ煮込みはまぁこれについては北海道じゃ無くても食べられるけど、味付けは良くて、味噌系じゃ無いスッキリした味に、唐辛子(そう言えば北海道で見かけた唐辛子はことごとく一味唐辛子でしたね。七味じゃないのね。

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〆におにぎりと岩のりの味噌汁ですが、これも美味しかったー。おにぎりは「鮭」にしました。
だってさ。鮭大好きって書いたじゃないですか?でも昨日不発だったじゃないですか?
この旅行で、最初に計画してた鮭が釧路だったの、そこで食べられなかったんで、万が一食べられずに終わったら悲しいじゃないですか?だからせめて鮭のおにぎり、と。

おにぎり美味かったー。あと岩のりの味噌汁も美味かったー。

ごちそうさまでした。

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