まずはホテルで朝食を取り、移動を開始します。
さて、一人旅に戻った訳ですが、今日は青森を離脱して南下し、仙台まで移動する予定です。
ただ、弘前から仙台は、そんなに遠くない(いや、近所って距離では無いけど、一日かけて移動する距離では無い)と言うのもあり、八甲田山とか見て行こうと思っていたんですよ。
途中、道の駅でお土産にリンゴジュースとリンゴのソフトクリームを。
リンゴソフト頼んだら「イチゴ!?」って感じの色でしたが、味はリンゴでした(汗
八甲田山のロープウェイから山頂へ。
以前のブログでも書いてた事あるんですけど、私、無茶苦茶高所苦手でして、ロープウェイは死ぬ気で乗りました(汗
でも乗った甲斐あって景色は最高でしたね(崖っぷちとか床の下が空中、みたいな環境じゃなければ大丈夫なので)。
その後は有名な雪中行軍遭難事件のあったポイントを目指してみます。
県道沿いにいくつか野営ポイントの看板が立ってるのが見えたのですが、最終的な遭難ポイントとされる場所との距離は、地図で見ると直線で僅かに2キロちょっと。平坦な舗装路なら30分あれば歩けるような距離です。
もちろん当時は舗装されていないですし豪雪だったはずですが、それにしても迷走を重ねた事が伺える距離感です。
私が訪れた日は、非常に穏やかな気候で、ここで起こったであろう惨事など到底想像できない感じでした。
と、ここまでで12時半ぐらい。
今日の17時頃には仙台に行くの予定ですが、これ、間に合うのか!?と。
いや、この時点で絶対に間に合わないと思っていました(汗
高速に乗ってれば間に合いますけど、まだ八甲田の山奥。この後十和田湖に抜けて昼食を取って、更に鹿角辺りまで出てそこから高速に乗る計画でしたから、どう考えても無理ですね(汗
と言う訳で早めに宿に電話を入れます。チェックインは2時間遅れます、と。
でもって車に戻り十和田湖に抜けようとドライブを開始します。
ここで、自分でも予想していなかった光景に巡り合います。
私、ここにこんな場所がある、って全く認識してなかったんです。
でも十和田湖経由で鹿角に抜けるルートをナビに引かせたら、この道を通れ、と指示され、疑いなくルート通り走ってたんですよ。
そしたらね。凄い光景に出くわすんです。
奥入瀬渓流
「おいらせ」です。私、なんか「おいらせ渓谷」って単語はなんとなく知ってたんですが、おいらせを「奥入瀬」って書くって知らなかったんですよ(苦笑
でまぁ地図に奥入瀬渓流って出てるけど「おくいりせ?そんな地区があるのか」ぐらいの感じで走ってた訳です。
そもそも私は「おいらせ渓谷」で覚えてたのに「奥入瀬”渓流”」ってなってたから全く結びついてなかった。
ここね。凄いです。綺麗すぎます。
なんかのファンタジーな空間にでもまぎれたのか!?って思うぐらい綺麗な景色です。
google先生に画像検索で「奥入瀬渓流」とかってて入れて検索してみてくださいよ。
スゲー綺麗な渓流の写真がわんさか出て来ますよね?
こんな宣材写真みたいな綺麗な光景、実際に行ったら見られないだろー、みたいなやつですよ。
確かに写真の多くは、水の流れがスローシャッターでフワッと幻想的に仕上がってますけどね。
でもさ。木々の色とか雰囲気とか、これ、ホントそのままなんですよ。ビックリしましたよ、なにこれ、ここどこの異世界よ!?って。
何が凄いってさ。道路の高さと渓流の水面の高さに、あまり差が無いんですよ。
普通さ。この手の渓流って、こんな感じでしょ?
道路があって、ちょっと下ったとこに岩場とか木々とかあって、そこに遊歩道とかあって、川が流れてて、みたいなやつ。こんなの想像するじゃない。
そしたらここは違うのよ。こんな感じなの。
道路と遊歩道、小川の水面が限りなく近い高さにあるの。
だからここをドライブするでしょ。すると、渓流の遊歩道を散策してるかのような風景がそのまま飛び込んでくるんだよね。
ホント、時間に余裕があったらここで止まって数時間散歩したいぐらい。
こんなに綺麗な景色の場所が青森に隠されていたとは!!無知は罪ですねー。いやはや。
しかし奥入瀬、もっと宣伝してもいいんじゃないの?ってぐらいいい所。ここメインで泊まりに行きたいぐらいだよ、マジでマジで。
紅葉シーズンとか超綺麗な気がするもん。
残念ながら時間の都合で停止する事無く通過する無念。。。何で仙台に宿を取っちゃたんだ俺・・・・(帰る都合上仕方ない)
辿り着いた十和田湖でお昼でも食べようかと思ったんですけど・・・・何にもない・・・
もっと観光地を想像していたけど、ホントにただ湖と、ちょっとしたレストハウスみたいなところがある程度。
芦ノ湖を想像してたのでちょっと肩すかしでした。
なんかレストハウスで食べるのもあれだなぁ。鹿角はそこそこ街だろうから、そこで何か食べようか、と切り替えて、十和田湖を下る事に。
ちょっと展望出来る所から十和田湖を眺めてみたりしたけど、とりあえず下山。
結局14時ぐらいに鹿角に着いて、適当なところで車を寄せて検索検索。
ラーメン屋さんが良さそうだ、と思って行ってみたら定休日・・・別のラーメン屋も休みで、うーむ困った。
鹿角花輪の駅近くの国道282号線にあるガソリンスタンドで給油しつつ、近くの食事できる所を聞いてみたのですが、微妙に反応が悪い・・・昼飯くうとこそんなに無いの?(汗
結局八幡平ドライブインと言う店を紹介されて、そこに行ってみました。
お店に着くと・・・寂れてる・・・正直、店に入るのは勇気がいりました(汗
確かに14時半ぐらいで食事時では無いとはいえ、店では店主らしきおばちゃんが、多分何かの訪問販売かなにかの人と店内で談笑してる。客は誰もいない。その中に入って注文するのは勇気がいりました(汗
けどせっかくだから、と店に入ると「あ、客が来た」とばかりに訪問販売の人はいなくなり、おばちゃんが注文を取りに。
きりたんぽって鹿角発祥なのね。と言う事できりたんぽうどんを。
最初は店の感じからあんまり期待して無かったのですが、食べてみると意外と美味かったです。
鍋焼きなので麺はコシが弱くなってしまいますけど、それは仕方ない。出汁の味も良かったし、きりたんぽも美味かったし。
お腹も満足して店を出ます。
あとは東北道を一路南下。何だかんだでホテルに着いたのは19時半ぐらいでした。
部屋に入るとすぐに検索。仙台ですから牛タンですよ!!
知識は無いけど、都内で普通に食べられる利久は嫌だよなぁと思いつつ、時間を考えると21時以降もやってる店、と言う事で味太助の分店をチョイス。
地下鉄で移動し、ようやく夕飯に有りつけました。牛タン定食とハラミを
ラストオーダーにはまだ時間はあったんですけど、何故か店じまいする雰囲気で、私が食べてる最中に片付けはじめちゃってて、確かに牛タン自体は美味かったけど、店の印象は正直最悪でした。まぁ二度と来ないですねここには。
仙台なら他にも美味い店あるでしょうし。
てか、後から知ったけど、太助って都内にもあるのね(汗)。職場の牛タン好きな人に「わざわざ仙台まで行って利久、太助はねーだろ」って言われてしまいました。
今回の店の印象的に、都内の太助も行く気無いけどねー。
都内だと「荒」って牛タン屋が美味いですね。
21時ぐらいに店を追い出される感じで退散したので、まだ飲み足りてないと言う事でコンビニでビールとつまみ買って帰り、部屋飲みしてました。
そうそう。仙台は雨降ってたので、外飲みは止めた感じですね。



























