9月18日。この日はこの北限の街から南下して、途中、美瑛、富良野を経由し、苫小牧を目指します。
距離で500キロ以上あるのですが、苫小牧はフェリーの時間が23:59なので、その1時間前に港に着く前提であれば、まぁ時間は余裕でしょう。
ただ、途中の美瑛、富良野が曲者です。
ここには明るいうちに着きたい。でも北海道は17時にはもう暗くなってる(17時半には日没ですので)。つまり、明るい時間を楽しみたければ、16時ぐらいがリミットなんですよね。
と言うわけで、結構早めに宿の食事を済ませて、出発。
明るい時間の稚内駅も見てみたりしつつ
稚内で見たかったこういうの(これ、サスペンスドラマとかで出てきますよねー)、を見て、その後ノシャップ岬をめざします。
ノシャップ岬の滞在は30分以内。じゃないと残りが厳しい、と言うことで、ギリギリ30分滞在してました。
礼文島や利尻島が見えますが、ここに行くにはちょっと時間が足りません。次に来るときには行きたいなぁ。
そしていよいよ南下開始。
極力海沿いを走ります。いわゆるオロロンラインと言う道路ですね。
ここで見た光景はたぶん一生忘れない気がするぐらい、圧倒される景色でした。
知床の大自然に対する圧倒された感じともまた違う、自然が作る不思議な光景、と言うのですかね。
時間がなく、途中停車して写真撮ったり出来ていないのが残念ですが、本当にちょっと日本じゃないみたいな光景でした。
広い原野と海岸の境界を、まっすぐに道路が延びて、視界の右が海、左が広い原野、正面は地平線が見えるんじゃないかと言うほどひたすら高さがない平らな大地(実際には奥のほうに山があったり、多少はアップダウンがあるので、完全な形の地平線は見えないけど)。
その途中で雨が降るんです。何も遮るものが無いから、雨雲の形がよく見えて、あー、これから雨に突入、とか向こう側は明るいから行き過ぎれば晴れる、とか分かるんですね。なんだろうこの荒野感。不思議すぎて言葉が見当たりませんでした。
しかも、途中に30基ほど一直線に並ぶ巨大な発電風車のあたりに差し掛かると、益々不思議な感じ。大自然の中に発電風車の巨大建造物。
人造と自然の織り成す実に不思議な光景でした。これ見た人、たぶん一生忘れない気がする。
「オロロンライン 風車」とかで検索すると画像が出てきますが、写真で見るのと実物とでは圧倒される感覚が違います。
先を急いでなかったら、パーキングに車を止めて1時間ぐらい眺めてたいぐらいの光景。
そんな美麗なオロロンラインも、南下するに従って、割と普通の海岸線道路になってきます(残念)。で、留萌からは高規格な道路~高速道路、を旭川へ。
留萌辺りからはようやく車も増えて、街に来た感じがし始め、旭川で市街地感が強くなりました。
旭川でガソリン補給した後、そのまま美瑛にゴー。
美瑛に着いたのは13時半ぐらいかなぁ。
ケンメリの木を見たり、
セブンスターの木を見たり、とパッチワークの路にある木々を見て回り、やがて四季彩の丘へ。
四季彩の丘は美瑛と言えば、みたいなビジュアルの花畑があるのですが、私が行ったときはほんとにタイミングが良かったらしく、まさに美瑛って感じの花畑を見ることが出来ました。
あと、ここでは 男爵いも と 北あかり のコロッケを食べてみました。これはホクホクで美味かったですねー。
この後本当は「青い池」にも行きたかった(この記事書いたのが2014年ですが、先日、白神山地の「青池」に行って見て、益々この時行かなかった事を後悔しています。次回絶対行きたいところの一つです)のですが、時間が厳しく、諦めて富良野へ移動しました。
富良野についたら、近くのお土産屋さんでお土産を調達後、少し移動してこの日の遅いランチ。
富良野で売出し中のオムカレーです。
本命が定休日だったので、次点の店に入ったのですが、美味いですねーこれ。北海道で食べたランチでは実は一番うまいかも?(何
と言うわけで、満足して出てきたのが18時。すっかり暗くなってますが、まーここから苫小牧は割と近いので、余裕です。
実際、20時30分ぐらいには苫小牧に到着してました。
23時に港ですから、まだ2時間半ある、と言うことで、まずは港の下見をしておき、その後は苫小牧の漫画喫茶へ。
2時間だけ休憩しました。
でまぁネットしつつ、フェリー会社のホームページで集合確認をしたのが22:35。そろそろ集合時間に向けて準備だなーって。
そしたらさ。
集合は、車じゃない人:60分前。車の人:90分前。
って・・・・えっ・・・俺、車です・・・
と言うことで慌ててダッシュ(笑
港についたのが22:50。まー結果的に余裕でした。
あくまでも90分は「余裕もってきてね」って意味で実際には30分前でも受け付けは可能みたいですし。
で、乗船したのが23:40頃。待ち時間なげーよ(笑
乗船後はすぐに出向。
風呂に入ろうにも、1:00までなので、船の風呂場はイモ洗い状態(汗
せっかく海を見られる風呂場なのにまーいいか。とカラスの行水と言うか、湯船につからずさっさと出てビール飲んで寝ました。
ソフトカツゲンは北海道ソウルな飲み物らしいので、最後に買ってみました!









































